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ウェルスナビとテオの違いとは?手数料やメリットデメリットを比較してみました!

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ウェルスナビとテオの比較

全自動で資産運用してくれるロボアドバイザーといえば、「ウェルスナビ(WealthNavi)」と「テオTHEO)」の2社が有名です。

どちらもロボアドバイザー専門の証券会社なので、その他の証券会社のロボアドバイザーより手数料や機能面で優れている部分が多いです。

なので、いろんな証券会社がロボアドバイザーサービスを提供していますが、最終的にウェルスナビとテオのどっちにしようか…と悩む人が多いです。

この2社、同じようなサービスを提供しているので違いがよくわからないんですよね。

極論すると、ウェルスナビもテオも優れたロボアドバイザーサービスを提供していますから、適当に決めてしまっても間違いではないです。

他の証券会社のロボアドバイザーを利用するよりはよっぽど良いです。

ただ、両者の違いをよく知った上で、自分に合うロボアドバイザーを選ぶ方がいいのは言わずもがなです。

ということで、本記事でウェルスナビとテオの違いや、メリットデメリットなどを比較してみました。

ウェルスナビかテオかで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の違い

ウェルスナビとは?

ウェルスナビ(WealthNavi)とは、従来の資産運用で必要だった…

  • 資産配分の決定
  • 金融商品の選定
  • 金融商品の売買・再投資・リバランス

などの面倒な手続きを、すべてAIが代行しくれる全自動資産運用サービス(ロボアドバイザー)の名称です。

「ウェルスナビ」というロボアドバイザーの名称が、そのまま証券会社名となっています。

ウェルスナビなら、投資の知識がなくても「6つの質問」に答えるだけで、あなたに最適なポートフォリをを作って資産運用してくれます。

要するに、投資の知識がない方でも簡単に資産運用でお金を増やせるサービスってことですね。

テオとは?

テオ(THEO)も、ウェルスナビと同じく、資産運用を代わりに行ってくれるロボアドバイザーの名称です。

テオというロボアドバイザーの名称自体が、証券会社名になっています。

テオもウェルスナビと同じく、最初にいくつかの質問に答えるだけで、あなたに最適なポートフォリを作って資産運用してくれます。

ただ、テオの場合、ウェルスナビとは違って、AIがネットのテキスト情報から市場の下落リスクを予想し、適宜ポートフォリオを組み替えるという特徴があります

どちらかというと、ウェルスナビよりテオの方がAIへの依存度が高いといえます。

AIに絶大なる信頼をおいている人、より積極的にAIに資産運用を行って欲しい人は、ウェルスナビよりテオの方がおすすめです。

ウェルスナビのメリットデメリット比較

ウェルスナビの5つのメリット

WealthNavi

ウェルスナビのメリット

  • 手数料1%(3000万円を超える部分は0.5%)
  • 低リスクのインデックス運用
  • 長期投資で更に手数料割り引き!(最大0.9%まで割り引き)
  • 低コスト海外ETFで全世界に投資
  • DeTAX(税金最適化)で課税負担を軽減

手数料1%(3000万円を超える部分は0.5%)

WealthNaviの手数料
ウェルスナビの手数料は1%です。その他の手数料は必要ありません。

ウェルスナビ以外の証券会社が提供しているロボアドバイザーで、手数料1%以下のものもありますが、結局その他の手数料を換算すると1%超えていたりします。

ウェルスナビはそのあたりをクリアにしていて、手数料1%以外とらないと明言しています。

また、3000万円を超える分については手数料0.5%にしてくれるので、運用資産が増えるほどコスト比率は低くなっていきます。

長期投資で更に手数料割り引き

WealthNaviの長期割

ウェルスナビの手数料は業界最安水準の1%ですが、長期で運用すると「長期割」が適用されます。

長期割は、ウェルスナビでの運用期間と運用金額に応じて、最大0.9%まで手数料を割り引いてくれるサービスです。

ですので、ウェルスナビの手数料は1%ではなく、最終的に0.9%まで下げることができます。

さらに3000万円を超える分についての手数料は0.5%になりますから、資産運用額が3000万円を超える人は、手数料0.9%以下になる場合もあります。

手数料0.9%以下で運用できるロボアドバイザーは現時点でウェルスナビだけです。

なので、業界最安手数料のロボアドバイザーを使いたい方にはウェルスナビが1番おすすめです。

DeTAX(税金最適化)で課税負担を軽減

WealthNaviのDeTAX

さらに、ウェルスナビにはDeTAXという税金を軽減してくれる機能があります。

リバランスや分配金の受け取り時に生じる利益にかかる税金を、保有銘柄の「含み損」と相殺させることで、税負担を翌年以降に繰り延べしてくれます。

ウェルスナビなら「業界最安運用手数料&税負担軽減」で超低コストで資産運用できるわけです。

低コストの海外ETFに投資

WealthNaviの低コストETFしかも、ウェルスナビは手数料0.1〜0.14%の低コスト海外ETFを利用して資産運用を行いますので、ETFの手数料によって資産が目減りしていく心配はありません。

低リスクのインデックス運用

WealthNaviのインデックス運用また、ウェルスナビが行う資産運用は、市場平均と同じ動きを目指す「インデックス運用(パッシブ運用)」です。
AIが好き勝手に過度なリスクをとって運用するわけではありません。

  • 全世界のETFを使って分散投資
  • インデックス運用

この2つの条件のもとで資産運用するように設計されていますので、かなりリスクヘッジされています。
長期で安全に資産運用できるように作られています。

ウェルスナビのデメリット…

結局、ウェルスナビが行なっていることは…

ユーザーのリスク許容度に最適なポートフォリオを作成

ポートフォリオのバランスを維持して資産運用

です。

なので、たとえば米国株が割安なタイミングで米国ETFの比率を上げたり、逆に下落相場のときに資産を減らしたりといったことはできません。

要するに、ある種の株式市場の「チャンス」に賭けて短期間で一気に儲けることはできません

逆に言うと、株価の上げ下げに一喜一憂せず、淡々と投資を継続してくれます。

ですので、ウェルスナビは長期でコツコツと確実に資産形成していきたい人向きのロボアドバイザーといえます。

テオのメリットデメリット比較

テオの5つのメリット

THEO

テオのメリット

  • 手数料1%(3000万円を超える部分は0.5%)
  • スマートベータ運用(市場平均を上回るリターンを目指す)
  • 機能ポートフォリオ運用(グロース・インカム・インフレヘッジ別に資産配分)
  • AIアシストで市場下落リスク予想
  • 市場変化・年齢に合わせて自動的に資産配分変更

手数料1%(3000万円を超える部分は0.5%)

theoの手数料テオの手数料は1%です。ウェルスナビと同じく3000万円を超える部分の手数料は0.5%になります。

ですので、テオも業界最安水準の手数料を採用しているロボアドバイザーになります。

テオには長期割はありません。長期割を考慮するとウェルスナビの方が手数料は安くなります。

スマートベータ運用

theoのスマートベータテオの資産運用は、パッシブ運用でもなく、アクティブ運用でもなく、その中間の「スマートベータ運用」です。

パッシブ運用は、市場平均と同程度のリターンを実現すればOKという考えの資産運用方法です。低リスクな反面、リターンは市場平均以上にはなりません。

一方、アクティブ運用は市場平均を超えるリターンを目指して運用されます。その分リスクは高くなりますが、高リターンを期待できます。

テオのスマートベータ運用は、独自のルールを元に、ある程度リスクを取りつつも、安全に資産運用してくれます。

具体的に言うと、企業利益や売上高といった様々な株式指数を加味して、投資銘柄を選定し、資産運用を行います。

単純に時価総額加重平均指数をトラッキングするETFだけで運用するよりも、高リターンを期待できます。

機能ポートフォリオ運用

theoの機能ポートフォリオテオでは、単純にリスク許容度に応じたポートフォリオを作って資産運用するわけではありません。

1つのポートフォリオの中に「グロース(高リターン狙い)」「インカム(安定リターン狙い)」「インフレヘッジ(物価変動リスク対応)」という3つのパートを作って運用します。

この独特な資産運用方法によって、よりユーザーの目的に沿った運用が出来るように設計されています。

たとえば、リスク許容度に応じたポートフォリオで運用する場合、A子さんとB子さんのリスク許容度が同じであれば、ふたりとも同じポートフォリオで運用することになります。

しかし、細かくA子さんとB子さんのリクエストを聞けば、おそらく2人は違う運用を望んでいるはずです。

グロース・インカム・インフレヘッジの3パートがあれば、そういったユーザーの細かなニーズの違いを反映しつつ、資産運用が出来るというわけです。

AIアシストで市場下落リスク予想

theoのAIアシストAIアシストとは、テオ独自のリスク軽減システムです。

AIがネットのテキスト情報から自動的に市場心理を読み取り、一定期間内に市場が下落するかどうかを判断します。

その判断を元に、自動的にポートフォリオを組み替えてリスク軽減した上で運用してくれます。

市場変化・年齢に合わせて自動的に資産配分変更

theoのリバランスまた、テオでは一度決めたポートフォリオの資産配分が固定されることはなく、市場変化や年齢に応じて、自動的にポートフォリオの資産配分をこまかく調整してくれます。

なにも考えなくても「今の自分」に最適なポートフォリオを作って、資産運用してくれます。

テオのデメリット…

テオは、AIが運用資産をこまかく調整するのを良しとしています

それだけAIの精度に自信があるがゆえだとは思いますが、AIにあれこれ勝手に資産運用してほしくないという方にとっては少々不安かもしれません。

ですので、テオはどちらかというと「人間よりもAIが運用したほうがいい結果が出る」と確信している方むきのロボアドバイザーといえます。

ウェルスナビとテオの比較 一覧表

  WealthNavi THEO
手数料・基本1%
・3000万円を超える部分は0.5%
・基本1%
・3000万円を超える部分は0.5%
手数料割り引きあり
(長期投資で手数料0.9%)
なし
税負担軽減あり
(DeTAX)
なし
運用方針インデックス運用
(パッシブ運用)
スマートベータ運用
(パッシブ運用とアクティブ運用の中間)
分配金再投資対応対応
AI依存度低い
(リスク許容度に応じたポートフォリオを維持して運用)
高い
(市場予測、ユーザーの年齢に応じて自動的にポートフォリオを変更)
投資銘柄低コスト海外ETFが中心比較的リスクの高いETFも含めて運用
最低投資金額10万円からスタート可能1万円からスタート可能

ご覧の通り、手数料はウェルスナビの方が安いです。

また、安全に長期で資産形成していきたい方にとっては、ウェルスナビの低コストETFでのインデックス運用はまさに最適といえます。

逆に、多少リスクを取ってでも高リターンを目指したいという方は、テオのほうが向いているように思えます。

ウェルスナビはテオと違って、初期投資額が10万円必要ですが…、まぁそれぐらいはね。

これから資産運用しようと考えているファイナンシャルリテラシーの高い方であれば、問題なく貯められる金額だと思います。

ウェルスナビとテオのどちらがおすすめ?

ウェルスナビはこんな人におすすめ!

  • 個別銘柄の分析が出来ない・嫌い・苦手
  • すべておまかせで資産運用したい
  • 低リスクで確実に資産を増やしたい

ウェルスナビは、決算書を分析して個別銘柄に投資することが苦手な投資初心者におすすめのロボアドバイザーです。

6つの質問に答えるだけでリスク許容度に合ったポートフォリを作成し、全自動で資産運用してくれます。

資産運用方針は「インデックス運用」なので、AIが暴走して過度なリスクをとることはありません。

基本的に、一度リスク許容度にあったポートフォリを作り、その割合を維持して運用し続けるというシンプルな運用方法なので、知らぬ間にポートフォリオの配分が変わってリスクが増減しているといった心配は必要ありません。

また、ウェルスナビの手数料は業界最安で、しかも投資する銘柄は低コストETFのみ、さらに税負担軽減までしてくれるので、無駄なコストは徹底的に排除されています。

低コストで安全に、しかも全ておまかせで資産運用したい方にとって、ウェルスナビは最適なロボアドバイザーといえます。

WealthNavi

テオはこんな人におすすめ!

  • 多少リスクをとっても高リターンを目指す運用がしたい
  • 人間よりAIに任せたほうが確実に儲かると信じている
  • 市場予測や年齢を考慮して適宜ポートフォリオを調整して欲しい

テオは、ウェルスナビと異なり、インデックス運用よりも多少リスクを取ったスマートベータ運用です。

なので、低コストなインデックスETFではなく、高リターンを狙ったミドルリスクのETFも含めて資産運用を行います。

また、AIがネットのテキストデータをもとに"市場の空気”を読み取り、適宜ポートフォリオをリバランスします。

ですので、最初に作ったポートフォリオの割合とは違った割合で運用される場合もあります。
市場予測やユーザーの年齢に応じてポートフォリオを組み替えてくれるので、「今」に最適な資産運用ができます。

AIに任せれば市場平均よりも高いリターンが出せると信じる方にとって、テオは最適なロボアドバイザーといえます。

THEO

結論!一番おすすめのロボアドバイザーはコレ!

結局、ウェルスナビとテオのどちらを選ぶかは、ロボアドバイザーをどれほど信頼するかによります。

ロボアドバイザーのAIは、過去の人間の投資データをもとに作られるわけで…

そもそも不完全な人間の投資データを元にしている以上、完全であるはずがないと考えるのであれば、あまりAIに自由にお金を動かさせるべきではないと思います。

ロボアドバイザーには、リスク許容度に合ったポートフォリオを作らせて、そのポートフォリオの割合を維持しつつ、分配金の再投資や積立投資、リバランスの作業だけ任せるのが良いのではないでしょうか?

AIの判断で勝手にポートフォリオを組み替えさせるのは…、AI懐疑派の私としては時期尚早かなと思います。

なので、個人的にはテオよりもウェルスナビの方がおすすめです。

どうしてもリターンを高めたいのであれば、ウェルスナビでリスク許容度を高めに設定すればいいだけですからね。

そうすれば、AIに勝手な資産運用させず、低コストで高リターンを狙った安全なインデックス運用ができます。

なので、あえて手数料の高いテオを選んで、リスクをとったアクテイブ運用よりの資産運用をする必要はないでしょう。

ウェルスナビなら業界最安手数料で、安全に、かつ高リターンを狙いつつ資産運用できますので。

WealthNavi

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