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【AGG】iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETFの分析(経費率・配当利回り・保有銘柄など)

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ブラックロック社の販売しているiシェアーズ・コア米国総合債券市場ETFAGG」について調べてみました。

AGGはバンガードの販売していBNDと競合する債券ETFです。といいますか、BNDよりAGGの方が設定日が古いので、AGGの方が実績あるETFになります。

AGGはBNDより長く運用されている分、運用資産総額はBNDより約1.5倍ほど多くなっています。経費率は0.05%なのでBNDと同じです。

結論から言いますとAGGもBNDもほぼ同じようなETFですので、どちらを選んでもいいと思います。

詳細を比べて決めたい方は、以下にまとめていますので参考にしてみてください。

AGGの概要

名称/ティッカーiシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF/AGG
ベンチマークする指数ブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券インデックス
販売会社ブラックロック社
取引所NYSE Arca
設定日2003年09月22日
純資産総額約5兆2000億円(※1ドル100円換算)
保有銘柄数6504銘柄
経費率0.05%(2020/12/31まで)
直近配当利回り(税込み/2017/11/21時点)2.50%
配当スケジュール毎月
売買回転率?%

純資産総額 約5兆2000億円。流動性に何の問題もなし

AGGの純資産総額はとんでもない金額になっています。約5兆2000億円

流動性は完全に確保されていると言っていいでしょう。多くの人に選ばれている債券ETFです。

保有銘柄数6504 分散度は十分

AGGの保有銘柄数は6504銘柄です。BNDの保有銘柄数8174銘柄より少ないとは言うものの、十分すぎる分散度です。

経費率0.05% バンガードのBNDと同じ経費率

AGGの経費率は0.05%。BNDと同じレベルまで手数料を下げているのは立派ですね。

BNDと手数料が同じであれば、純資産総額の多いAGGを選ぶという選択肢もありかと思います。

配当利回り2.5% 定期貯金しておくより断然良い利回り

債券の利回りと定期貯金の金利を比べるのは、公平とは言えないかもしれません。債券は安全な投資商品だとはいえ、現金で持っておくのと比べるとリスクは有りますからね。

ただ、一応参考として比べてみましょう。

現在の日本の定期貯金の金利は、高くて0.1~0.2%前後です。じぶん銀行で新規口座キャンペーン金利を利用すると、金利0.5%で定期貯金できるようです。これが現在、一番金利の高い定期貯金だと思われます。(2017/11/21時点)

しかし、AGGの利回りは2.5%!

金利0.5%の定期貯金の5倍の利回りです。

AGGは外国債券なので、AGGを買うと為替リスクを背負ってしまいます。ただ、この利回りを見ると、現金で貯金しておくよりAGGを買っておくのも一つの選択肢になり得るのではないかと思います。

投資スタイル

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参考AGG PDF

AGGは米国の安全な債券を中心に、幅広く投資する債券ETFです。

上画像右側のグラフにも示されていますが、超リスクの低い投資商品です。

資産構成

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参考AGG 交付運用報告書 PDF

約70%が米国政府が発行する債券で占められています。

保有している債券の格付けはAaaが70%を超えています。残り30%の債券も、ほぼBbb以上なので安全重視で運用されているようです。

国別保有割合

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参考AGG | ETF.com

国別保有割合を見ると、90%が米国で占められています。

その他の国々の債券も含まれていますが、気にするほどの割合ではないようです。

AGGの値動き

直近5年

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参考AGG - Yahoo Finance

AGGの直近5年の値動きです。(2017/11/21時点まで)

110ドル近辺で上下していますが、価格はほぼほぼ安定しています。

AGGとS&P500の比較

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参考AGG vs S&P500 - Yahoo Finance

AGGとS&P500の直近5年のパフォーマンス比較です。(2017/11/21時点まで)

BNDの分析記事でも書きましたが、債券ETFの値動きとS&P500の値動きを比較してしまうと、債券ETFを買う気が無くなってしまうんですよね。(苦笑) 圧倒的にS&P500のパフォーマンスの方が高いので。

ただ、AGGは5年間で2.16%値下がりしているものの、毎年約2%前後の配当がもらえますからね。現金で持っておくよりは、配当狙いでAGGを買うのもいいかもしれません。

総評

結論は、BNDの分析記事と同じです。

参考【BND】バンガード・米国トータル債券市場ETFの分析(経費率・配当利回り・保有銘柄など)

20~30年の長期投資をするのであれば、債券を買わなくてもいいと思います。20~30年スパンで考えると、債券より株式のほうがリスクが少なくなってきますので、投資信託100%のポートフォリオでも問題ないでしょう。

個人的に、債券ETFに感じている魅力は「配当」です。

50~60歳までは株中心のポートフォリオで運用し、その後は安全度を高めるために債券の割合を増やす。そして淡々と配当をもらって生活する。これが理想かなと考えています。

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