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【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの分析(経費率・配当利回り・保有銘柄など)

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VTIのPDF画像

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFVTI)は、アメリカの大・中・小型株すべてにまんべんなく投資するETFです。

VOOが、アメリカの主要な大型株に投資するのに対して、VTIはもっと広範囲です。

アメリカ全体に投資したいのであれば、VOOよりもVTIの方がおすすめです。

VTIの概要

名称/ティッカーバンガード・トータル・ストック・マーケットETF/VTI
ベンチマークする指数CRSP USトータル・マーケット・インデックス
販売会社バンガード
取引所NYSE Arca
設定日2001年05月24日
純資産総額約7兆6000億円
保有銘柄数3601銘柄
経費率0.04%
分配金利回り1.69%
配当スケジュール年4回(3月・6月・9月・12月)
売買回転率4.1%
標準偏差(%、3年以上)10.69%
ベータ値1.01

純資産総額約7兆6000億円。流動性リスクも上場廃止リスクも極小

純資産総額は7兆円を超えています。VTIは、アメリカはもとより、日本のETF投資家にも人気がある銘柄なので、今後も純資産総額は増えていくでしょう。

流動性リスクも上場廃止リスクもほぼ考えなくてレベルの規模です。

VTIの保有銘柄は3601銘柄。VOOの約7倍分散

VTIの保有銘柄数は3601銘柄です。

VTIはS&P500をベンチマークするわけではなく、アメリカに存在する会社の株をまるごと保有するようなETFなので、分散化は十分効いています。

経費率0.04%。バンガードETFの中で最安

VTIもVOOと同じく、バンガードが販売するETFの中で最安の経費率0.04%です。

直近の分配金利回りは1.69%。低め(2017/10/04時点)

VTIの分配金利回りは低めです…。2%を下回る1.69%

保有銘柄の分散化より、分配金利回りを重視するならVOOの方が良いです。VOOの分配金利回りは2.03%ですので。

参考【VOO】バンガードS&P500ETFの分析(経費率・配当利回り・保有銘柄など)

投資スタイル

VTIが投資する株の種類

参考バンガード・トータル・ストック・マーケットETFのPDF資料

VTIはアメリカの大型株〜小型株まで幅広く投資しています。

割安銘柄か成長株銘柄か、どちらかに偏っていることもありません。ただ、割合的には大型株寄りの銘柄を多めに保有しているようです。

資産構成

セクター別(業界別)

VTIの業界別保有割合

業界別保有割合では、金融が1位。テクノロジーが2位。そして3位がヘルスケアです。

金融とテクノロジー(情報技術)の順位が入れ替わるものの、VTIとVOOの業界別保有割合TOP1〜8まではほぼ同じです。

国別

VTIの国別保有割合

参考VTI | ETF.com

国別保有割合は99%以上アメリカ。

カナダとオランダ(ネザーランド)が少しだけ入っているようですが、両方合わせても0.09%なのでほぼ影響ない割合ですね。

保有割合の高い会社TOP10

VTIの会社別保有割合

参考VTI - Bloomberg Markets

会社別保有割合TOP10には、apple、Microsoft、Facebook、amazon、googleが名を連ねています。IT企業の独占状態

金融企業としてウォーレン・バフェットの会社、バークシャー・ハサウェイもはいってますね。

IT業界は流行り廃りが激しいので、IT会社の保有割合が多いと少し心配になりますが、今やITはインフラですからね。水道や電気と同じ。

そう考えると、IT業界は安定している…と考えられなくもないでしょう。

VTIの値動き

直近5年

VTIの直近5年の値動き(2017:10:04まで)

参考VTI - Yahoo Finance

VTIの直近5年の値動きです。(2017/10/04まで)

順調に右肩上がりに上昇しています。S&P500に含まれない会社であっても、アメリカに存在する会社は全体として成長しているようです。

VTIとS&P500の比較

VTIとS&P500の比較(2017:10:04まで)

VTIとS&P500との比較です。

ほぼ同じ動きをしています。VTIはS&P500とほぼ同じ成績を挙げつつ、3600銘柄を越えるリスクヘッジも効いているというわけですね。

総評

米国全体の成長に期待する人が購入するETFとしては、S&P500をベンチマークする「VOO」と、米国の大〜小型株全てに投資する「VTI」の2つの選択肢があると思います。

VTIもVOOも、S&P500とほとんど同じ値動きをしています。

VOOの保有銘柄数は約500。VTIの保有銘柄数は約3600VOOもVTIも経費率は0.04%です。

 

『じゃぁ、VTIで決まりじゃん!同じ成績、同じ手数料なら、リスクヘッジできてる方がいいもん!』

 

っという結論になりがちですが、両者の分配金利回りには差があります。VTIの分配金利回りが1.69%なのに対して、VOOは2.03%です。

ですので…、

 

「米国全体に投資したい。リスクヘッジ重視で」という人はVTI。

「米国全体に投資したい。分配金利回り重視で」という人はVOO。

 

という選び方でいいのではないでしょうか。

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