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【VXUS】バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF(経費率・配当利回り・保有銘柄など)

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VXUSは、米国外の全ての国に幅広く投資できるETFです。投資対象は大・中・小型株です。

例えば、投資対象を米国のみに絞ったETF「VTI」と、米国外の国に投資する「VXUS」の2つに投資することで、世界全体にまんべんなく投資することができます。

VTIでなくても、「米国中心に投資するETF+VXUS」という組み合わせで、世界まるごと投資対象とした資産ポートフォリオを作ることができます。

わりと使い勝手のよいETFだと思います。

VXUSの概要

名称/ティッカーバンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF/VXUS
ベンチマークする指数FTSE グローバル・オールキャップ(除く米国)インデックス
販売会社バンガード
取引所NASDAQ
設定日2006年01月16日
純資産総額約7500億円
保有銘柄数6172銘柄
経費率0.11%
分配金利回り2.56%
売買回転率3.1%
標準偏差(%、3年以上)11.73%
ベータ値0.94

保有銘柄は6000銘柄以上。十分すぎる分散化

運用資産は潤沢。保有銘柄は6000銘柄以上。リスクヘッジは十分です。

ただ、分散化によるリスクヘッジはリスクを下げるメリットがありますが、逆にいうとリターンも低くなります。

経費率0.11%は若干高め…?

ETFはそもそも投資信託よりコストが低いものが多いです。

ですので、0.11%の経費率も十分安いといえます。ただ、バンガードは0.0X%のETFを多数販売していますので、それらと比べるとちょっと高めかなという気はします。

ちなみに、全世界にまんべんなく投資できるETF「VT」の経費率は0.14%です。米国全体に投資する「VT」と非米国全体に投資する「VXUS」の経費率は0.11%です。

全世界にまんべんなく投資したいなら、VTを買うより、VTIとVXUSを組み合わせて買ったほうが0.03%コストを抑えられます。ちょっとした裏技。

分配金利回りは2.56%。そこそこ

VXUSは高配当銘柄ETFではないので、分配金利回りを期待して買うようなETFではありません

しかし、分配金利回り2.56%です。なかなかいいのではないでしょうか。

ただ、おまけ程度と考えておいたほうが良いと思います。あくまで、VXUSの目的は「米国外の国々に幅広く投資する」です。

資産構成

セクター別(業界別)

VXUS保有セクターTOP10

参考VXUS ETF Report: Ratings, Analysis, Quotes, Holdings | ETF.com

業界別の保有資産割合では、金融セクターがダントツ1位です。

シーゲル氏が長期的勝ち組セクターとして挙げている「ヘルスケア」「生活必需品」「エネルギー」の割合が特に高いということはありませんね。

参考シーゲル流投資をETFで実践!おすすめETF銘柄とポートフォリオ割合の紹介

工業、素材、生活必需品といったセクターが上位にランキングしています。アジアの新興国にとっては有利に働くかもしれません。

国別

VXUS国別保有割合TOP10

国別の保有資産割合では、これから衰退していくであろう日本が1位イギリスが2位です。3位と倍近くの差をつけて組み入れられています。

株式時価総額ベースで考えると、日本とイギリスの割合を高めに設定するのは正しいのかもしれません。でも、日本やイギリスの将来性に期待できない人には、この割合は受け入れがたいでしょうね。

そういう方は、新興国に的を絞ったVWOを選ぶというのも一つの手かなと思います。VWOの国別保有割合TOP3は、中国、台湾、インドです。

保有割合の高い会社TOP10

VXUS組入銘柄TOP10

参考VXUS - Bloomberg Markets

パッと見てわかる会社名は、インスタントコーヒーで有名なスイスのネスレ。Wechatなどのアプリで有名な中国のテンセント。androidスマホgalaxyで有名な韓国のサムスン。あと、日本のトヨタも組み入れられています。

非米国の会社といっても、結構有名な会社がTOP10に入っています。値動きは安定してそうな雰囲気です。

VXUSの値動き

直近5年

VXUS直近5年の値動き

参考VXUS - Yahoo Finance

VXUSの直近5年の値動きです。(2017/10/01まで)

予想通り、値動きはわりと安定といいますか・・・ずっと持ち合い相場っぽいですね。2016年から盛り返してきているようですが、上昇傾向にあるとはいえません。右肩上がりのチャート図にはなっておりません。

VXUSは、投資資産を増やすために買うというより、単純にリスク分散のために買うという考え方のほうが良さそうです。

VXUSとS&P500の比較

VXUSのS&P500のパフォーマンス比較_2012:10:01から2017:10:01

S&P500とVXUSの比較です。

ご覧の通り、全くもってお話になっていません。直近5年でS&P500が約72%上昇しているのに対して、VXUSは約21%です。

総評

VXUSは、米国外の国々にまんべんなく投資するには良いETFです。

しかし、投資の目的が分散化によるリスクヘッジではなく、利益を上げるためなら、保有割合は少なめにしておいたほうが良いと思います。

もちろん、将来VXUSの値動きがどうなるかは分かりませんが、直近5年間をみると…上々とはいえません。

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