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【VYM】バンガード米国高配当ETFの分析(経費率・配当利回り・保有銘柄など)

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バンガード米国高配当ETF(VYM)

バンガード米国高配当ETFVYM)の各種データをまとめました。

VYMはブラックロック社が販売している高配当ETF(HDV)とよく比較されます。どちらも評価の高い高配当ETFですので、配当狙いでETFを買おうと考えている人におすすめです。

VYMの概要

名称/ティッカーバンガード米国高配当ETF/VYM
ベンチマークする指数FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス
販売会社バンガード
取引所NYSEアーカ取引所
設定日2006年11月10日
純資産総額約1.9兆円
保有銘柄数428銘柄
経費率0.08%
分配金利回り2.91%
売買回転率7.3%
標準偏差(%、3年以上)9.77%
ベータ値0.90

参考バンガード米国高配当ETF(PDF)

純資産総額が1兆円を超えています。非常に潤沢な運用資金です。途中で運用資金が枯渇して繰上償還されるような心配はないでしょう。

経費率、分配金利回り、売買回転率も問題なさそうです。保有銘柄数は400銘柄を超えていますので、リスクヘッジという面では十分すぎる数と言えます。

経費率0.08% 最低水準

経費率は0.08%なので、ブラックロック社の高配当ETF(HDV)の経費率と同じです。最低水準です。

以前、VYMの経費率は0.09%でした。HDVの手数料は0.12%でした。

ETF業界の各社が競い合って、徐々に経費率を下げてきています。われわれ投資家にとっては嬉しい限りです。

まぁ、投資家といっても私はまだ素人投資家ではありますが…。素人でも玄人でも、売買コストが下がるのはありがたいですよね。

分配金利回りは3%を超えてない…?

VYMは高配当ETFですから、分配金利回りには期待したいところです。しかし、2.91%で3%を超えていません。

競合の高配当ETFであるHDVの分配金利回りは3.45%です。VYMは少し低めですね。

たった0.54%の差なので気にするほどではないと思われるかもしれません。しかし、長期投資では数%の差が最終的に大きなリターンの差につながります。0.数%であっても、です。

ですので、VYMの3%を下回る分配金利回りは気になります。

売買回転率は7.3% 保有銘柄はほぼ固定

売買回転率は7.3%なので、保有銘柄はほぼ固定されていると考えても良いでしょう。

この売買回転率であれば、VYMの保有銘柄が好きでVYMを買うという考え方も、ある程度はアリだとおもいます。

資産構成

VYMのセクター別保有割合

資産構成はテクノロジー企業が多めですね。テック業界は浮き沈みが激しいので少し気になります。

シーゲル氏が長期的勝ち組業界として挙げている、生活必需品、ヘルスケア、エネルギーの割合は多めなので安心です。

参考シーゲル流投資をETFで実践!おすすめETF銘柄とポートフォリオ割合の紹介

ただ、「消費財」が生活必需品をさしているのか、一般消費財のことを指しているのか不明です。もし、一般消費財であるなら、ちょっと心配です。

娯楽、外食、百貨店といった一般消費財業界は生活必需品業界より安定していませんので。

※追記

モーニングスターで調べると、「消費財」に当たる部分が「Consumer Defensive」と記載されていました。

HDVの保有割合No.1のセクターは生活必需品なのですが、モーニングスターで調べると「Consumer Defensive」と記載されています。

ですので、VYMの「消費財」は「生活必需品」と考えて問題ないと思います。

参考VYM Vanguard High Dividend Yield ETF ETF VYM Quote Price News

資産組み入れ割合の高い会社TOP10

VYM保有銘柄TOP10_2017:10:01

保有銘柄割合TOP10はこちら。

マイクロソフトの割合が一番多いですね。マイクロソフトは最近配当を開始しました。増配を繰り返してはいますが、歴史的な高配当銘柄とはいえません

今後も配当を続けるのか、それとも然るべき時に辞めるつもりなのか不明瞭です。

参考財務で読む気になる数字:マイクロソフトに何が起きたのか? “配当しない会社”の決断 (1/2) - ITmedia ビジネスオンライン

ここからは私の邪推ですが、ビル・ゲイツ氏はウォーレン・バフェット氏にアドバイスされて配当を開始し始めたのかな?と考えています。ウォーレンとビルは非常に親しい間柄なので。

で、さらなる邪推ですが、もう高齢になるウォーレン・バフェット氏が亡くなった後、ビル・ゲイツ氏は配当を続けるだろうか?と考えると…、どうでしょうね。やめるかも。

そのタイミングで、ごそっとVYMのマイクロソフト保有割合が減るかもしれません。

気になる点は、マイクロソフトが上位にあるという点だけで、その他の保有銘柄は特に気になりません。

VYMの値動き(5年チャート図)

VYMの値動き(5年)

参考VYMチャート図

VYMの直近5年の値動きです。(2012/10/01〜2017/10/01)

順調に右肩上がりに推移しています。

 

VYMとS&P500の値動き比較(5年)

VYMとS&P500のパフォーマンス比較はこちら。

2012年10月01日を0として、2017/10/01までの5年間でVYMは約58%UP。S&P500は約72%UPしています。

値上がり率としては、S&P500の方が上ですね。でも、値動きは緩やかな方が配当再投資効果が高いので、良し悪しの判断は分かれそうです。

とはいえ、5年で50%も上がってるんですから、上々のパフォーマンスかとは思います。

総評

VYMは、手数料最低水準、しかも400銘柄以上のリスク分散効果、さらに値上がり率も上々。申し分ありません。

ただ、分配金利回りが少し低いのと、競争の激しい業界であるテクノロジー業界の保有割合が多いという2点が気になります。

そこを許容できるのであれば、VYMは買いかなと思います。

分配金利回りを重要視するのであれば、HDVを選んでも良いいでしょう。

参考【HDV】iシェアーズ・コア米国高配当株ETFの分析(経費率・配当利回り・保有銘柄など)

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