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成行注文・指値注文・逆指値注文の違いとは?

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成行き・指値・逆指値

証券会社で株を買うとき、以下の3つの注文方法が選べます。

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文

上記3つの注文方法の違いがわかるでしょうか?

投資経験者であっても、よく知らずになんとなく使っている方が多いと思います。

例えば、指値注文は「指定した金額で買う」注文方法だと思っていませんか?

実は違います。

それぞれの違いについて解説しましたので、投資の基礎固めとして参考にしてみてください。

成行注文とは?

成行注文とは、「いくらでもいいから買う」もしくは、「いくらでもいいから売る」という注文方法です。

例えば成行で買い注文をした場合、そのとき最も低い価格の売り注文を出している人と売買が成立します。

成行きで売り注文をした場合は、そのとき最も高い価格の買い注文を出している人と売買が成立します。

 

要するに、成行注文した人が有利になる様にマッチングして売買してくれるというわけです。

 

しかし、金額を指定していないので、場合によっては予想外の高値で買ってしまったり、安値で売ってしまったりする可能性もあります

例えば、現在1000円付近で売買が成立してるから、1000円前後で買えればOKと考えて、成行で買い注文したとします。

注文後、急に価格が動いて、最も低い価格の売り注文の価格が1300円になった場合、1300円で売買が成立してしまいます。

成行注文は、ほぼ確実に売買が成立するというメリットがあるものの、上記のように予想外の価格で取引が成立してしまうこともあるので注意してください。

もし、意図しない価格で売買が成立してしまうのが嫌なのであれば、指値注文を使うようにしましょう。

指値注文とは?

指値注文とは、「〇〇円以下で買う」もしくは、「〇〇円以上で売る」という注文方法です。

「〇〇円でしか買わない」もしくは、「〇〇円でしか売らない」という注文方法ではありません。

ちょっと、この辺りはややこしいので、図で説明しますね。

指値で買い注文する場合

指値買い_通常

例えば、現在1030円の株価が950円になったときに買いたいとします。

この場合、指値を950円と指定して買い注文をすればOKです。これで『株価が950円以下なら買う』という意思表示をしたことになります。

ですので、株価が950円以下になると売買が成立します。

もし、一気に株価が下がって930円になった場合であっても、『株価が950円以下なら買う』という意思表示をしているので、930円で売買が成立します。

指値で売り注文する場合

指値売り_通常

指値で売り注文をする場合も、指値で買い注文する場合とほぼ同じイメージです。

「〇〇円でしか売らない」ということではなく、「〇〇円以上なら売る」という注文方法になります。

例えば、現在1030円の株価が1050円になったときに売りたいとします。

この場合、指値を1050円と指定して売り注文すればOKです。これで『株価が1050円以上なら売る』という意思表示をしたことになります。

ですので、株価が1050円になった場合に売買が成立します。

株価が一気に1100円になった場合でも、『株価が1050円以上なら売る』という意思表示をしているので、1100円で売買が成立します。

逆指値注文とは?

本来、指値で買い注文する場合、「〇〇円以下なら買う」という意思表示をすることになります。

指値で売り注文する場合は、「〇〇円以上なら売る」という意思表示をすることになります。

 

しかし、逆指値注文の場合は指値注文の”逆”になります。

 

どういうことかといいますと、逆指値で買い注文をする場合、「〇〇円以下なら買う」ではなく、「〇〇円"以上"なら買う」という意思表示をすることになります。

逆指値で売り注文をする場合、「〇〇円以上なら売る」ではなく、「〇〇円"以下"なら売る」という意思表示をすることになります。

本来の指値注文とは逆なので、逆指値といわれています。

これも文章だけでは伝わりづらいので、図で解説しますね。

逆指値で買い注文をする場合

指値買い_逆指値

例えば、現在1030円の株価が1100円を超えたら上昇トレンドに入りそうなので、1100円以上になったら買いたいとします。

こういう場合、逆指値注文を使います。

逆指値で1100円と指定し、買い注文を出せば、「株価が1100円以上なら買う」という意思表示をしたことになります。

ですので、株価が1100円以上になったときに売買が成立します。

もし、逆指値ではなく指値で買い注文していた場合、「株価が1100円以下なら買う」という意思表示をしたことになりますので、株価が1101円以上になると買えません。逆指値で買い注文していた場合は買えます。

逆指値で売り注文をする場合

指値売り_逆指値

例えば、現在1030円の株価が950円を割ったら下降トレンドに入りそうなので、950円以下になったら損切りのために売却しておきたいとします。

こういう場合は、逆指値で950円と指定し、売り注文を出せばOKです。「株価が950円以下なら売る」という意思表示をしたことになりますので、株価が950円以下になったときに売買が成立します。

もし、逆指値ではなく指値で売り注文していた場合、「株価が950円以上なら売る」という意思表示になりますので、株価が945円以下になると売れません。逆指値で売り注文していた場合は売れます。

まとめ

  • 成行注文はほぼ確実に株が買える。しかし、予想外の価格で売買成立することもあるので注意
  • 指値注文(買い注文の場合):「〇〇円以下なら買う」
  • 指値注文(売り注文の場合):「〇〇円以上なら売る」
  • 逆指値注文(買い注文の場合):「〇〇円以上なら買う」
  • 逆指値注文(売り注文の場合):「〇〇円以下なら売る」

指値と逆指値は少々ややこしいので、理解するのに時間がかかるかもしれません。

ただ、投資を続けているうちに慣れますので安心してください。

よくわからなければ、別に逆指値を使う必要はありません

買いたい株価を決めて、その都度 成行注文か指値注文で売買しても問題ありません。

参考リンク

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