ETFには、国内市場に上場している国内ETFと、海外市場に上場している海外ETFとがあります。
前回の記事にて「国内ETF売買手数料の安い証券会社」は紹介しましたので、今回は海外ETF売買手数料の安い証券会社を紹介します。
実は、海外ETFは一部の証券会社でしか取り扱っていません。
その中でも、米国市場に上場している海外ETFをまともに取り扱っているネット証券は、わずか6社です。
以下にその6社を手数料の安い順にランキングしましたので、海外ETFを購入する際の参考にしてみてください。
海外ETFを取り扱っている証券会社一覧
証券会社名 | 海外ETFの取扱い | 海外ETF取扱い銘柄数 | 売買手数料 |
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楽天証券 | 約349銘柄 | ・約定代金の0.45% ※最低手数料5ドル ※上限手数料20ドル |
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SBI証券 | 約292銘柄 | ・約定代金の0.45% ※最低手数料5ドル ※上限手数料20ドル |
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マネックス証券 | 約229銘柄 | ・約定代金の0.45% ※最低手数料5ドル ※上限手数料20ドル |
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大和証券 | ※一部銘柄のみインターネットから取引可能 | - | |
むさし証券 | ※一部取り扱いあり ※店頭取引のみ。ネット取引不可 | - | |
野村證券 | ※一部取り扱いあり ※店頭取引のみ。ネット取引不可 | - |
以上が、海外ETF(米国市場に上場)を取り扱っている証券会社一覧です。
ご覧の通り、海外ETFを取り扱っている6社といっても、大和証券・むさし証券・野村證券はネットからの売買を制限しています。
正直いって、まともに使えるのは楽天証券・SBI証券・マネックス証券の3社のみです。
よって、海外ETFを売買するにあたっては、楽天証券・SBI証券・マネックス証券の3社以外の証券会社は無視してOKです。
今後の展開に期待しましょう。
海外ETF売買手数料の安い証券会社BEST3
海外ETFをまともに扱っている「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」の海外ETF購入手数料に差はありません。
以前はSBI証券とマネックス証券が最安で、楽天証券の手数料だけ少し高かったのですが、最近手数料引き下げを行いました。
ですので、現在は全社横並びです。具体的な手数料は以下のようになります。(1ドル100円換算)
- 約11万円以下の購入:5ドル
- 約11万円〜約44万円の購入:約定代金の0.45%
- 約44万円以上の購入:20ドル
たとえば、海外ETFを5万円買う場合、手数料は5ドルです。10万円でも5ドルです。
44万円以上買う場合は、50万円でも100万円でも手数料は20ドルです。20ドルが上限なので、それ以上手数料はかかりません。
ですので、海外ETF購入手数料が安い証券会社の順位は、楽天証券・SBI証券・マネックス証券、すべて同列となります。
ただ、後述する「ゼロETF」を理由にマネックス証券をおすすめします。
一番おすすめの証券会社は?
なぜなら、マネックス証券には「ゼロETF」があるからです。
「ゼロETF」とは、米国市場に上場している特定のETFを売買手数料0円で購入できるサービスです。このサービスは、楽天証券にもSBI証券にもありません。
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なぜ「マネックス証券」が米国株投資におすすめの証券会社なのか?
アメリカは先進国で数少ない人口増加国です。 経済指標(NYダウやS&P500など)は右肩上がりに上昇していますし、GDPも伸びています。 ブラックマンデーもリーマンショックもなんのその。大恐慌が起こっ ...
もし、あなたが買いたい海外ETFがマネックス証券のゼロETFサービスの対象であれば、手数料無料で買えます。
楽天証券・SBI証券を使うより、マネックス証券を使うほうがお得です。
⇒
マネックス証券
海外ETFではなく、国内ETFに投資しようと考えている方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
国内ETFにおすすめの証券会社を売買手数料が安い順に紹介しています。
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【証券会社】ETFにおすすめの証券会社(手数料が安い順ランキング)
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