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景気の先行きを予測するのためにチェックすべき景気指標

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景気指標

株式投資で稼ぐには、個別株の定性分析やテクニカル分析をするのも大切ですが、景気分析するのも大切です。

景気が悪いと、どれだけ良い株であっても下げがちです。景気が悪いのに、どんどん投資しようという人はなかなかいませんので。

これは投資家にも企業自身にも当てはまります。景気が悪い時期は、積極的に投資しにくい時期ということです。

逆に、景気が上向きだと、良い株は勢いよく上がりがちです。悪い株であっても、株式市場全体が上がるのにつられて上がりがちです。

こういうタイミングで思い切って投資できると、資産を大きく増やせます。

要するに、景気の善し悪しを判断できれば、積極的に投資すべき時期と、そうでない時期がわかるということです。

景気の良し悪しを判断する景気指標はたくさんありますが、まずは以下の4つを覚えておけばOKです。

定期チェックすべき景気指標

鉱工業生産指数(毎月末発表)

鉱工業生産指数は、製造業全体の生産活動の活発さを表します。

鉱工業生産指数は、景気に対して敏感に先行して動くので、景気の先行指標として使えます。

鉱工業生産指数が100を超えていれば景気が良いと判断できます。

景気ウォッチャー調査 先行判断DI(毎月10日前後発表)

景気ウォッチャー調査 先行判断DIは、小売店の店員・タクシー運転手・コンビニ店長など、景気の変化に敏感な職業の人達にアンケート調査した結果を指数化したものです。

景気ウォッチャー調査 先行判断DIが50を超えていれば景気が良いと判断できます。

景気ウォッチャー調査 先行判断DIは、アンケート調査なのであまり信用鳴らないのでは…?と思われるかもしれませんが、リーマン・ショック時の調査結果を見てみると、そうともいえないようです。

むしろ、景気ウォッチャー調査 先行判断DIどおりに売買していれば、リーマン・ショック時の大幅な下落を避け、しかも回復局面にタイミングよく乗れた可能性があります。↓

先行き判断DI_01

参考:株式投資スクールのテキストより(No.11)

景気ウォッチャー調査には、「先行判断DI」と「現行判断DI」の2つがあります。株価との連動性が高いのは「先行判断DI」ですので、景気の先行き予測に使うのであれば先行判断DIを使うのがおすすめです。

米国の雇用統計(第一金曜日発表)

アメリカの雇用統計は、農業部門以外の雇用者数が前月に比べて何万人増えたか(もしくは減ったか)を表します。

アメリカの雇用統計は+15万人前後が平均的と考えられています。

ちなみに、雇用統計は失業率とともに発表されます。失業率は5〜6.5%が平均的で、4%を下回ると景気が過熱気味と判断できます。逆に6.5%を超えると失業者が多すぎるので景気が悪いと判断できます。

中国のPMI(第一営業日)

PMIとは、Purchasing Manager's Indexの略で、日本で言うところの購買担当者指数のことです。

購買担当者とは、原料や材料を仕入れる担当の人のことです。

購買担当者は景気に敏感なので、購買担当者へのアンケート調査結果を指数化したPMIは、景気の先見性が高いと考えられます。

中国のPMIが50を超えていれば景気は良いと判断できます。

景気指標が一覧できる便利サイト

景気指標を一つ一つ検索して調べるのは大変ですが、日本経済新聞社の「経済指標ダッシュボード」を使えば重要な景気指標を一度に見ることが出来ます。非常に便利なのでおすすめです。

参考:経済指標ダッシュボード:日本経済新聞

 

ただ、経済指標ダッシュボードには「鉱工業生産指数」がないので、鉱工業生産指数を調べたいときは大和証券の「経済指標カレンダー」を使うようにしましょう。

参考:経済指標カレンダー | マーケット情報 | 大和証券

まとめ

  • 鉱工業生産指数(100以上だと景気が良い)
  • 景気ウォッチャー調査 先行判断DI(50以上だと景気が良い)
  • 米国の雇用統計(平均は+15万人)
  • 米国の失業率(平均は5〜6.5%/4%以下だと景気は過熱気味/6.5%以上だと景気が悪い)
  • 中国のPMI(50以上だと景気が良い)

正直、定期的に経済指標をチェックするのは面倒です…。

とはいっても、景気の善し悪しを判断する重要な数字ですので、Googleカレンダーなどに景気指標発表日を登録しておいてチェックし忘れないようにしましょう。

参考リンク

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